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眼科

診療科紹介

視覚障害者数は高齢者人口の増加に伴い2030年には約200万人まで増加することが予測されています。視覚障害は個人だけでなく家族や社会にとっても大きな損失で、その損失の規模は8兆8千億円といわれています。
視覚障害の多くは生活習慣の改善などにより予防可能であったり、早期発見・早期治療により重症化することを予防できたりします。しかし、どのような行動変容を行えばどのような眼疾患を予防できるかということはあまり知られてはいません。
私どもは、眼科疾患の診断・投薬・手術などといった従来の医療サービスを提供するだけなく、予防医学の観点から「どのような生活習慣の改善が眼疾患の発症・重症化を防げるか」といった情報を提供し皆様のQuality of Life(QOL:生活の質)向上に貢献していきたいと考えております。視覚障害者の方々に対してもQOL向上にむけたロービジョン・デバイスの情報提供などを行っています。

対象疾患

 眼科全般の診断、治療が可能です。主に、
  1. 外眼部疾患
    眼瞼内反症・眼瞼下垂・眼瞼腫瘍・斜視の手術のほか、流涙症(なみだめ)に対する涙道内視鏡を用いた治療が可能です。
  2. 角膜疾患
    角膜混濁、水疱性角膜症、角膜ジストロフィなどに対して角膜移植を行っています。
    (国内のアイバンクより提供された角膜を用いるため、手術まで暫く待機して頂く必要があります。)
  3. 白内障
    白内障手術のみならず、眼内レンズの2次移植も積極的に行っています。認知症を伴い通常の局所麻酔下では手術が困難と思われる患者さまに対しては、全身麻酔で手術を行うことも可能です。
  4. 緑内障
    緑内障のフォローアップに必要な検査機器を充分に備えています。点眼治療で眼圧のコントロ-ルが不能な場合には繊維柱帯切除術・切開術といた古典的な手術以外にもインプラントを用いた手術も行っています。
  5. 網膜硝子体
    網膜剥離・糖尿病網膜症・加齢黄斑変性・黄斑浮腫といった眼底疾患に対して内科的治療・外科的治療(レザ-、網膜復位術、硝子体切除術、硝子体注射)が可能です。
  6. 視神経疾患
    ステロイド治療に反応しない難治性の視神経疾患に対し、内科と連携のうえ血漿交換療法が可能です。

トピックス

従来、加齢黄斑変性に対して行われてきた、抗VEGF製剤の一部が網膜静脈閉塞症に伴う黄斑浮腫、強度近視に伴う脈絡膜新生血管、糖尿病黄斑浮腫に適応が拡大になりました。

流涙症に対し内視鏡による治療を開院以来行っています。涙道の内腔を観察しながら閉塞部位を開通させ、細くてやわらかいチューブを挿入します。このチューブは2~3カ月をめどに改善具合を確認しながら抜去いたします。

診療実績

平成28年度

外来延患者数 19,853名(うち初診 1,188名)
入院延患者数 4,331名(うち新入院患者数 1,261名)

手術件数

白内障957例
緑内障32例
角膜移植1例
網膜剥離10例
硝子体手術(網膜剥離以外)40例
その他113例

注射件数

抗VEGF下硝子体注射173例
ケナコルトラノン嚢下注入123例