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メンタルクリニック

診療科紹介

メンタルクリニックは老年精神医学の専門医療を提供いたします。日本老年精神医学会、日本認知症学会、日本精神神経学会の専門医が在籍しています。
メンタルクリニック外来では、認知症の早期診断、早期治療を行います。認知症を起こす疾患は様々なので、その鑑別診断も行います。心理検査、頭部CT検査や頭部MRI検査など画像診断を行い、必要に応じて脳血流検査なども実施します。診断結果に基づき薬物療法や非薬物療法を導入します。
メンタルクリニック病棟は認知症治療に特化した精神科の閉鎖病棟(認知症病棟)で、129床のベッドを有します。幻覚、妄想、徘徊など認知症の行動・心理症状の入院治療や一般診療科と連携して肺炎や骨折など身体合併症治療を行います。
また、東京都の認知症疾患医療センター事業にも参画しており、江東区、江戸川区、墨田区を担当するセンターとして、認知症の診断・治療だけでなく、地域連携の充実や医療従事者のスキルアップ、情報発信も行っています。

対象疾患

主に認知症の疑いのある方を精査・診断します。さらに家庭介護を難しくする要因である認知症の行動・心理症状(BPSD)、すなわち認知症に伴う幻覚、妄想、抑うつ気分、睡眠障害、易怒性、興奮、徘徊などの診断と治療も行います。対象となる認知症は以下の通りです。
  1. アルツハイマー型認知症
  2. レビー小体型認知症
  3. 前頭側頭葉変性症(ピック病、意味性認知症など)
  4. 血管性認知症
  5. 正常圧水頭症
  6. 慢性硬膜下血腫
  7. その他の認知症

なお高齢者の方であれば、うつ病や不安障害など認知症以外の精神疾患全般に対しても外来で診察します。

トピックス

認知症の治療では家族のサポートも重要です。メンタルクリニック外来では認知症家族介護者に対するグループ療法(集団精神療法)を行っています。この療法は2007年から実践しており、参加者は100名を超えています(治療1クールの参加者は6名)。これまでの経験から、効果として介護負担感の軽減が示されています。参加窓口は外来臨床心理士です。外来のポスターをご参照ください。
また、認知症病棟では入院患者に対する生活機能回復訓練を行っています。これは集団で行う認知症の非薬物療法で、リアリティーオリエンテーション、回想法、体操を組み合わせたものです。日常生活機能向上や行動・心理症状の改善を図ります。

診療実績

平成28年度

外来延患者数 25,295名(うち初診 1,225名)
入院延患者数 28,903名(うち新入院患者数 277名)

認知症新規患者数

アルツハイマー型認知症735例
脳血管性認知症46例
レビー小体型認知症126例
前頭側頭型認知症9例
その他の認知症33例
若年性認知症23例
軽度認知障害198例